キャンピングカー購入について

私達がキャンピングカーを購入する場合に気をつけたことや、疑問に思ったことを記した
いと思います。キャンピングカーは勢いで買ってしまったりある程度キャンピングカー選
びの時には興奮しているので衝動的に買ってしまうこともあります。買ってからは後悔も
あると思いますが、乗っているうちに自分らしいキャンピングカーになって愛着もわいて
きます。
最初からうまくいくものでもありません。家族でマイキャンカーを愛し自分らしく使って
いけば、価値感も生まれるものです。夢の実現に少しでも皆様の参考になればと思いコメ
ントしたいと思います。

購入の動機
キャンピングカーを買う時に一番大事なのは何のために、何人で、どういうふうに乗るの
か、ということですが、キャンピングカーショップに行って見学しているときにいろいろ
目移りして初動の考査を忘れてしまい、「ああでもない、こうでもない、ここがこうなら
ばいいのだけれども」などと迷い始めます。そんな時には初動の目的を思い出して下さい。
　１何のために
　２何人で
　３予算、設備品の有無
ということになりますが、最大の目的は「寝れる車」の購入です。今なら普通のワンボッ
クスカー、バンでも寝ている方は多いです。シートがリクライニングになり荷物も収納が
良いので、無理しなければそれでも十分です。しかしキャンピングカーを購入したいとい
うことは、憧れの車を手に入れそこで休み、ドライブ、レジャーを楽しみ、居住ができる
旅行にでかけたいからです。非日常の旅をしたいからです。
大勢家族で乗りたい人なら、ベッド展開のよい、バンックベッドも装備したものがいいで
しょう。夫婦２人旅行なら、そんなに座席もベッドもいらないでしょう。ちょっと贅沢な
空間があればいいでしょう。荷物をたくさん持ちたい人は収納が多い方がいいでしょう。
全部満たすとなると予算が大変です。優先順位を決めて考えるといいですね。
これらの条件を満たしていると思うのは、
国産車では、ZIL520,YMSのレガード、オルビスなどいいと思いますが、予算が許せばバ
スコンもいいですね。ぜひお気に入りのキャンピングカーを選んで下さい。もし迷ったら
もう一度家に帰って家族と相談してくださいね。

　　
左）ZIL520 　コルドバンクス　レガード

また、カップル向けにはバンコンもお薦めです。

　　
左）マヨルカ　　レガード、軽キャンパーラクーン

また、それなりにステータス性のあるもの、道楽で買いたいという方にはバスコン、ヨー
ロッパ車、クラスＡ、アメリカの滞在型モーターホームもいいですね。
その目的にあった価値感を共有できる車を購入するといいですね。

次のことに注意が必要です。

１大きすぎて車庫にはいらない。ショッピングも大変。車が大きいと観光地で駐車場に困
　ることもあります。

２燃費が高い。車によっては１Ｌで4Ｋくらいしか走らないものもあります。せめて
　１Ｌ７Km~10Kmは走りたいです。

３キャンピングカーを維持するためには、保険料、車検など結構かかります。

次にキャンピングカーの利点について考えましょう

１暇ができたら、思い立ったらすぐ旅たてます。滞在ができます

２寝れるので旅の途中疲れたら休むことがでます。

３キャンプ仲間もでき、人生の幅が広まります。

４子供が喜びます。パパの貫録が上がります。

キャンピングカーの種類

フルコンバージョン（フルコン）
専用のシャシーにキャビンのすべてを架装したもので、クラスＡなどと
よばれてます。フレーム、駆動系、エンジンのみから製造します
例）ハイマー、バーストナー、デスレフ、ウィネベーゴなどのクラスＡ

キャブコンバージョン
専用のキャブ付シャシー及びバン型にキャビンを架装メーカーが改造制作し
たもの。外国製はクラスＣと呼ばれる。バンクベッドが設備されてるものが
多い。一般的にはトラックを改造したものが多い
例）ZIL,レガード、プログレス、ドリーバーデン（クラスＣ）

バンコンバージョン（バンコン）
ワンボックス車などの内装、屋根等を加工して架装したもの。左の図はハイル
ーフ
で屋根が持ち上がるタイプのもの。外国ではクラスＢとよばれている。駐車、
お買いものに便利
で普段も乗用車として機能が果たせる。
例）マヨルカ、ランドワゴン、ハイエースランボなど

バスコンバージョン
バス、マイクロバスをベースをもとに架装し改造製造したタイプのもので
高価です。安定性があり、居住空間も確保され、乗り心地はｒ九ですが、窓が大きいため
断熱性が低いといわれています。日本ではバスコンは激戦区です
例）ランドホーム、ランドステージ、ランドローザ、ベガなど

トラベルトレーラー
牽引きタイプです。欧州、米国ではこのタイプが多いです。ヘッドとなる車で
引いて走ります。利点は観光地などでトレーラーを置いて車だけで出かける
ことができますが
ヘッドと合わせると大きいので、バックするのがむずかしいです
例）アドリア、フェント、ホビー、

設備（あると良いと思うもの）

トイレ
（なければ、ポータブルトイレを買う）
シャワー
（なければ、お風呂に行く、温泉、銭湯に行くのも楽しみです）
冷暖房
（なければ湯たんぽを使う、暖房がないと寒いのでできればあるといい）
ギャレー（シンク）
あれば便利ですがない時は自分で水をタンクに入れ用意するが、飲み水はペット飲料にす
る。私はあまり使いません。
ガスコンロ
なければ、カセットコンロで十分
ダイニングテーブル
ある方がいい
ベッド
寝るところがないタイプは私としてはキャンプカーとよばない。
サイドオーニング
日よけに、雨よけになるのである方がいい。それにオーニングを出すとキャンプらしくな
ります。
冷蔵庫
あれば、冷たい飲み物、ビールがおいしい。食品も入れておけます
テレビ、ビデオ、充電システム、発電機、サイクルキャリア
必要と予算と相談して、最初からがんばらないでね。
カーナビ、バックモニター、ＥＴＣ
必要です。あれば絶対に便利です。大きなキャンピングカーが迷子になると
やっかいです。バックも楽です。

まとめ、あると便利、必要なもの

ベッド、ダイニングテーブル、カーナビ、ＥＴＣ、サイドオーニング、

中古車について

今は人気の中古車、程度の良い中古車がたくさんあります。
水回り、水漏れ、エンジントラブルなどに注意して選んで下さいね。また程度の良い中古
車はすぐ売れてしまうので、考えているときには係りの従業員さんに一応考えがまとまる
まで、１週間位抑えてもらいましょう。

それでは、これらのことに気を付けて素敵なキャピングカーを購入できるように祈ってい
ます。

　　
左）トレーラー、軽キャンパーテント虫、バスコンベガ、ランドホーム